私もサラリーマンなので、自戒の念も込めて書いております笑
サラリーマン歴10年の私ですが、5年ほど前から副業で色々とやり出し、この考えはより強固なものになってきました。
サラリーマン=安定という時代は終焉を迎え、組織に身を委ねることがこれからの時代はリスクになります。
今回と次回はサラリーマンのリスクとして、”サラリーマンは〇〇を搾取されている”
というテーマで書いていきます。
時間を搾取されている
成果主義を導入している企業もありますが、まだまだ労働時間への対価として給料をもらっている人が多いのではないでしょうか。
厚労省のホームページには労働時間と休日に関して以下のように書かれています。
使用者は、原則として、1日に8時間、1週間に40時間を超えて労働させてはいけません。
使用者は、労働時間が6時間を超える場合は45分以上、8時間を超える場合は1時間以上の休憩を与えなければいけません。
使用者は、少なくとも毎週1日の休日か、4週間を通じて4日以上の休日を与えなければなりません。
一般的には月〜金出社で1日8時間勤務、土日が休日と言う人が多いのではないでしょうか。
残業に関しては過労死問題もあり最近は厳しくなっていますが、毎日残業している方もいるかもしれません。
また2020年は新型コロナウィルスの影響もあり、テレワークを導入し出した企業も数多く現れました。
しかし環境は変わっても業務内容が変わらず、電話や会議が多く在宅でも忙しくしている方も多いかもしれません。
脱線しましたが、この1日8時間と言う数字に注目してもらいたいですが、
これは1日の1/3の時間だと端的に捉える事はできますが、
”労働時間”だけで8時間です。
他には食事、通勤時間、身支度時間、化粧する時間、会食、上司に誘われての飲み・・・
また休日にスーツやシャツを新調したり新たにカバンを買い替えたり。。。全て仕事中心の生活になっていないでしょうか。
隅々まで挙げればそれ以外にも搾取されている時間があるかと思います。
皆さんは”自分が自由に使える時間”を計算した事はありますでしょうか。
自分のための時間はどれくらいありますか?
自分が自由に使える時間を一度以下の式で計算してみてください。
自分のための時間=24時間-[仕事に関する時間]-[生活に必要な時間]
仕事に関する時間は、労働時間やその労働に付随する時間、
生活に必要な時間は睡眠・食事・家事・育児・身の回りの用事などです。
この自分の時間を実際に計算してみると意外と少ないんだと感じる人が多いのではないでしょうか。
サラリーマンで居続ける事は時間を搾取され続ける事でもあります。
時間を搾取され、自分のやりたい事や夢をいつまで経っても実現できず定年になり、
老後はゆっくりした生活を・・・と考えていても年金問題もありますし、貯蓄が足らずに退職後も働かざるを得ない状況も来るのではないでしょうか。
そうなると、一生自分の好きなことができずにまさに働きアリの人生で終わってしまいます。
1日24時間は誰でも同じです。
ウォーレン・バフェットも孫正義もどの成功者にもみな平等に与えられていいます。
皆さんは、自分のための時間を少しでも長くするために何かしている事はありますでしょうか。
いくつか私が実践している方法を紹介させて頂きます。
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1.自分にしかできない仕事を作る
2.集中するための環境整備
3.仕事の報告は極力遅らせる
4.会社の制度を利用する
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自分にしかできない仕事を作る
戦争と同じで、歩兵部隊の一員であれば、サボっていればその分目立ち、周りからの揶揄は多くなります。
いわゆる同調圧力ですね。
これは今の日本の会社でも多いかと思います。
チームプレーが多く、チームに貢献することが評価につながります。
この貢献は、歩兵部隊として貢献するのもいいですが、軍医として貢献することもできます。例えば、営業成績で狙うのもいいですが、チームの営業成績の分析をすることも貢献です。
要するに会社内やチーム内で、自らブルーオーシャンを作るということです。
こうすることで誰からも干渉されずに自分のペースで仕事をすることができます。
また自分が作った仕事がスキルになり副業などに活かせるかもしれません。
ただ注意点としては、頻繁に更新が必要な仕事を作れば、逆に自分の首を締めることになります。
常にブルーオーシャンを模索して自分一人で誰からも干渉されずに自分のペースで行える仕事を見つけることは精神的にも時間的にもストレスフリーになります。
集中するための環境整備
集中力を高めることで仕事が捗ることは言うまでもありません。
ひっきりなしに電話がかかったり、上司や同僚から頻繁に声をかけられていては全く仕事が進まないかと思います。
そこで、集中する環境を作ることが大切です。
以下私が行っている環境作りを紹介させて頂きます。
①電話を使わない
電話は自分都合のもので、受け取る側にとっては何か作業中であれば、その作業を中断しないといけません。
一気に集中力が切れてしまいます。
私は全てTeamsやSlackでのやり取りにして電話でのやり取りは行わないようにしています。
②自分に必要のないメールは自動転送でゴミ箱へ
会社という組織にいる以上、どうしてもメールのやり取りから抜け出せないということがあるかと思います。
私もTeamsやSlackだけで済ませたいですが昭和体質な会社のためメールのやり取りもまだ数多くあります。
また多数のメーリスに(勝手に)入れられているので、自分に関係のないメールも飛び交い、メールを既読にするだけでも時間がかかってしまいます。
そこで私は、関係のないメールを仕分けして自動的にゴミ箱へ行くように設定しています。
特に自分に関係のない報告事項等は全てゴミ箱です。
受信ボックスに自分がチェックすべきメールだけ送られてくる状態を作ることで余分な情報や確認作業が減り、集中できます。
③タイマーを設定する
今この記事を書いている時もそうですが、何をする時にも常にタイマーを設定しています。
その時間内に作業を終わらすという意識より、その時間は集中するということを意識しています。
最長で30分、タイマーを設定しその30分間は他のことは一切しないようにしています。
電話もそもそも来ないですが、突然の電話が来ても絶対に取りませんw LINEやGmailも見ません。
人が1回に集中できる時間はだいたい30分と言われています。
30分集中して、5分だら〜っと過ごしてまた30分・・・ということを繰り返すことで頭も冴え作業効率が断然違ってきます。
仕事の報告は極力遅らせる
自分でブルーオーシャンの仕事を作り、集中してやることで無双状態になります。
自分の仕事を認められようとすぐに自慢げに報告をしていると、上司からまた別の課題を吹っかけられ、またそれに邁進するという悪循環が生まれてしまいます。こうなるとまさにラットレースです。
自分のための時間が奪われる一方です。
そもそも自分にしかできないブルーオーシャンの仕事の進捗は上司も同僚も把握できません。
そこがチャンスであり、既にできていたとしても極力報告を遅らせて自分の時間を作るのが得策です。
会社の制度を利用する
会社は組織なのでルールがあります。
ルール無しに雇用関係を結ぶことは会社にとってリスクです。
また会社の歴史が深ければ深いほど、そのルールは複雑化して大量に存在していることかと思います。
そのルールをうまく利用して自分の時間を作ります。
私の場合、「育児時短勤務制度」を利用しています。
企業は、改正育児・介護休業法によって、
現在従業員数100人以下の会社でも「3歳に満たない子を養育する労働者に関して、1日の所定労働時間を原則として6時間とする短時間勤務制度(時短制度)を設けなければならない」
という時短制度を設けることが義務化されています。
時短勤務では当然給料も減ってしまいます。が、しかし会社によっては子供が●歳までは減給されないという制度もあります。
私の会社の場合、子供が2歳になるまでは1日2時間までの時短勤務であれば基本給と賞与は今まで通り支給され、2歳以降の時短勤務は時間によって減給となります。
私はこの制度をフル活用しています。
「育児時短勤務=減給」という固定観念を持っている人が私の同僚にも多いですが、会社のルールを把握することが自分の時間を作ることに繋がることもあります。
会社のことを知らずに働くことはリスクであり、会社をうまく利用することを考えるのが得策です。
以上、
サラリーマンは、会社によって時間が搾取されていることは間違いありませんが、工夫次第では自分の時間を十分確保することが可能です。
しかし、まだサラリーマンは他にも搾取されているものがあります。
それは・・・
また次回書かせて頂きます。
最後まで読んで頂き有難うございました。
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