不動産投資の始め方【本は読まなくていい】

不動産投資やりたいけど何から始めたらいいのかな。

とりあえず本5冊くらい読んだけど、自分にできるかな。

たくさん本読んでまずは知識増やそう。

そういった方多いのではないでしょうか。

しかし、結論

本は別に読まなくてもいいです。

むしろ読まない方がいいです。

不動産投資に関しては、スルガショック以降、銀行融資の引き締めで不動産投資ブームに一旦歯止めがかかりましたが、また回復の基調が感じられます。

不動産投資を行うにあたっては巷にあふれている不動産投資本を読みあさり知識をつける所から皆さん始めるかと思います。

が、不動産投資本を信じて始めると失敗します。

なぜか・・・

目次

不動産投資本の著者は誰?

まず不動産投資本を読むにタイトルの次に気になるのが著者が気ではないでしょうか。

どれくらいのお金持ちなのか気になりますよね。

主に不動産投資本の著者は分類されるかと思います。

<不動産投資本の主な著者>

・投資家

・投資家 兼 不動産業者

・投資家 兼 サロン主

・不動産業者

そして全ての本に共通するのは、

<投資本によくある共通項>

・自慢話が多い

・投資が不安だからこそ関わる人が大切

です。

投資家の自慢話は自己満なので、特に目的は無いこともあります。

ただ不動産業者やサロン主著者の最終目的は「自分のお客さんになってもらう」ことです。

そのための自慢話でもあります。皆さんから憧れられる存在、それがサロン集客の近道です。

ただ、これだけは声を大にして言えますが、不動産投資においてはとにかく”騙されない”ことが重要です。

株やFXと違い、不動産投資は実物資産なので多くの人が関わり、それぞれが手数料・もしくはサロンのサブスク目的です。

狡猾な目論見をいかに見抜けるか、その心理戦の戦いです。

本は読んでも必要な知識だけ蓄えて、著者の言うことを鵜呑みにしないことが非常に重要です。

不動産投資本はほぼ自慢話

先ほども述べた通り、自慢話がほとんどです。その自慢の種類を以下に書きます。

利回り自慢

利回りの高い物件を買ったという自慢。本当にその利回りで買ったのかはわかりません。

実際に買っていたとしても昔に買った物件だったりします。

ちなみに今現在はサラリーマン投資家も増えてきた背景があるので、昔に比べると利回りが低い物件しかエンドに流れません

利回りが高い物件が出たとしても業者が金額をふかして世に出ている利回りに合わせてエンドに売ります

不動産だけでなく商売の原則は、「安く買って高く売る」です。

投資規模自慢

かつて私も投資規模拡大を目指していました。3年で50億の規模にいければと目標を立ててやっていましたが、

大規模な詐欺に遭ってしまい、一から不動産投資を見直すことにしました。

投資規模の種類としては以下になります。

借金自慢

いくら銀行から借りているかという自慢です。不動産投資家あるあるです。

皆さん借金自慢をします。私の周りでは最大で300億の融資を受けている方がいますが、

融資を受ける(借金する)ことに快感を覚えています。もうゲーム感覚ですね。

日本全国47都道府県全てに物件を持つという夢を持っている方もいます。

もちろん銀行からそれだけの融資を引けることはかなりの凄腕なのですが、物件を見定めて買うというよりかは

とにかく規模拡大で物件を購入しているイメージです。

学べることと言えば諦めない心・めげない心ですかね。

家賃年収自慢

この家賃年収自慢をなぜするのかわからないですが、

例えば1億の物件を買って利回りが7%ならば家賃年収は700万円です。

ただ、重要なのは利益はいくらかです。

例えば銀行から金利3%、融資期間20年で借りていたら年間の返済額は約670万円、

純粋な利益はほぼ残っていないどころか固定資産税や運用費用含めるとマイナスです。

家賃年収自慢は全くもって意味がありません。利益がいくらなのかを明確にしてほしいですね。

資産自慢

「1年で資産●億!」というキャッチーなフレーズのタイトル、よく目にしますよね。

これは借金自慢とほぼ同等かと思います。

こんな本読みたい!

「資産●億!借金0円!」

「ニートで資産●億円!」

という本であれば読む価値はあるかと思います。

売却自慢

いくらで買ったものがいくらに化けた。投資界隈ではよくある話です。

その買い手は、ほとんどが投資初心者の人です。業者にカモられて高く買わされているわけです。

不動産投資は「いかにババを引かないか」が重要です。リアルババ抜きです。

気をつけましょう。

不動産会社向けのサイトをチェック

不動産投資家になるには、まずは不動産の知識を入れるのはいうまでもありません

その知識は「楽待」「健美家」という不動産ポータルサイトで十分学べます。

それでは投資するにあたってはどのような本が参考になるのか・・・

それは、不動産投資本ではなく、「不動産会社向けのサイトを参考にする」ということです。

不動産投資は多くの人が関わります。売主、不動産仲介会社、司法書士、銀行・・・・

それらの人が儲けるためには、まずは買主を見つけないといけないです。

その買い手が、私も含め皆さんのような不動産投資家なわけです。

なので、優良な投資家になるには、関わる人のキャッシュポイントを押さえ、目論見は何なのかを見極める必要があります。

その目利きとしては、

<ポイント>

・不動産会社がいかに物件を仕入れるか

・不動産会社がいかに集客するか

というノウハウが記載されているサイトを閲覧することが非常に重要です。

これは私が不動産投資家であり、詐欺被害にも遭い、また不動産事業を細々とやっているからこそ、導いた結論です。

自分を信じること

不動産投資において、本から知識を入れることは確かに重要です。

しかし、たくさんの本を読んでいると

「このコミュニティに入って色々学びたい」

「ここの不動産会社良さそうだから相談しようかな」

と言った気持ちが芽生えます。

もちろんコミュニティに入って情報収集するのもアリです。業者に相談するのもありです。

しかしそれは「知識を得るため」だけに抑えるべきです。

入り込んで自分を見失い、いつの間にかどうでもいい物件を紹介され買ってしまっていたとい事例を多々見ます。

また不動産投資サロンに至っては一概に高額なことが多く、またサロン主を崇拝するような気持ち悪い集団でもあるので、私はすぐにやめました。ネットワークビジネスと同じです。

投資は自己責任であり、自分を見失わずに、自分だけを信じてください。

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